
膀胱炎に効く漢方としては「八味地黄丸」「猪苓湯」「黄連解毒湯」「五苓散」といったものがあります。
1つ目の「八味地黄丸」は、貧血を改善して元気を取り戻させる「八味」のほか、滋養強壮作用があり八味の作用を増強させる「山茱萸」や「山薬」、水分循環の促進と利尿効果のある「茯苓」や「沢瀉」、血の巡りを良くする「牡丹皮」、そして体を温め鎮痛作用のある「桂皮」と「附子」によって構成される漢方です。
へそから下の部分が有する色々な症状に用いられる漢方として知られており、頻尿や残尿感、夜間尿といった膀胱炎の症状はもちろん、前立腺肥大症や腎盂腎炎、冷え性といった膀胱炎と深い関わりのある病気や症状にも効き目があります。
また、血の巡りを改善し、体を温めることによって痛みを緩和する働きもあるので、膀胱炎による排尿痛や下腹部痛(不快感)への効果も期待できるところです。
2つ目の「猪苓湯」は、利尿剤として用いられる「猪苓」や「沢瀉」「茯苓」のほか、止血作用のある「阿膠」、消炎作用のある「滑石」によって構成されています。
尿路が有する熱や腫れを抑え、尿の出を改善させる漢方ですので、頻尿や残尿感、血尿といった膀胱炎がもたらす諸症状はもちろん、それに伴うイライラ感や不安感にも効果を発揮します。
3つ目の「黄連解毒湯」は、消炎作用のある「黄連」「黄ごん」「黄柏」及び止血作用もある「山梔子」によって構成されている漢方です。
機能の亢進を鎮める働きがあるため、高血圧でイライラやほてり・のぼせのある、更年期女性の膀胱炎によく用いられます。
最後の「五苓散」は、水分環境を整える「猪苓」「茯苓」「蒼朮(または白朮)」「沢瀉」及び頭痛やめまいに効く「桂皮」によって構成されている漢方です。
体内の水分バランスを正常に保つほか、利尿作用もあり、膀胱炎のほかにも吐き気、むくみ、下痢、頭痛、めまいなどの治療にも用いられています。
膀胱炎とその対策では、膀胱炎とその対策について解説しています。ぜひガイドとしてお役立て下さい。
最後に、これまでの「おさらい」として、膀胱炎に関するよくある疑問をQ&A方式でご紹介していきたいと思・・・・